食品工場における衛生管理の重要管理点は、異物混入と食中毒です。この問題を管理するには、ハード・ソフト両面からの対策が必要となります。これらをバランスよく整備することが衛生レベルの向上につながります。しかし、中小の食品工場では、この“バランスよく整備する”ということが、大変難しい問題となっています。
当社はこの点に留意し、お客様の現状に合った対策をご提案いたします。総合的な対応により、コストダウンにもご協力させていただきます。

異物混入で必ず上位に入るのが昆虫です。この対策としては、まずその虫が何であるかを正確に見定めることが大切です。むやみな薬剤散布や設備改善は、無駄なコストとなるばかりでなく、問題解決にならないことが多くあります。虫の専門家による確実な調査に基づき、的確な改善策をご提案いたします。

異物混入対策のもう一つの柱が、確実な清掃です。確実な清掃は、物の混入を防ぐだけでなく、消毒だけでは解決できない問題にも対応することができます。たとえばパン工場等で発生する貯穀害虫の問題は、サイロ内などの確実な清掃によって解決することができます。

不特定の方々、および高齢者・小児・病人等抵抗力の低い方々に提供する食品は、一つ間違えると食中毒という大問題を引き起こします。微生物の混入ルートには、原材料から工場環境、従業員まであらゆる可能性が考えられますから、食中毒を未然に防ぐためには定期的な微生物検査が欠かせません。定期的に実施することにより、問題点の把握と対策が確実に実施できる上、定期的に取得したデータは対外的な信頼獲得と無罪証明にも利用できます。

すべての基本は教育にあります。対象は、調理者・現場作業者のみならず品質管理者、経営者も含まれます。食品の安全に対する意識の欠如が、あらゆる問題の根本にあります。環境診断や定期微生物検査のデータなどを踏まえ、その時必要な教育・訓練を実施いたします。

飲食店の衛生管理の基本は、まず第一にゴキブリ対策です。食中毒の問題だけでなく、店の印象を悪くし直接的に売り上げの減少につながります。第二に重要なのは、食中毒防止のための清掃殺菌です。日常の清掃殺菌が確実に行われているかを、客観的に検査によって判断する必要があります。

ゴキブリ防除の基本は、L型管理です。従来のように、ある期間ごとに増えたら駆除する（M型管理）のではなく、常にゼロレベルで管理することが、マルマのゴキブリ防除です。定期的なゴキブリ指数管理により、増加する前に対策を施し、未然に問題を解決いたします。

一般飲食店の微生物管理は、設備・備品の殺菌洗浄の確認と、提供する商品の安全性確認の二つが基本です。日常的に行われている殺菌洗浄が本当に正しく行われているのか、本当に安全な商品を提供しているのか、自主的に確認する必要があります。

病院衛生管理の基本は感染症の予防です。看護師、医療機器といった直接的に患者様に接触する人やものだけでなく、施設環境全体の衛生管理・維持といった面からとらえることが重要であると考えます｡

病院全域における衛生管理のバロメーターとしてゴキブリ・ダニ等の衛生害虫の防除管理を行います。調査を重視し、対策として環境管理を第一に考え、省薬剤を基本とし使用薬剤は局所・最小限にとどめます。

OP室、ICU等の清潔区域においては、感染症の発生を予防するため、高度な衛生管理が要求されます。定期の大掃除的な殺菌消毒清掃、日常的な衛生管理システムの構築等、施設に応じた管理方法をご提案いたします。

一般住宅では思いもよらない場所に害虫獣が侵入・発生することがあります。このような侵入場所や発生源を直ちに突き止め、最適な方法で駆除することができるのはプロだけです。急なお困りごとにも早急に対応いたしますので、ぜひマルマにご相談ください。

対応害虫獣：ゴキブリ、ネズミ、ハクビシン、タヌキ、トコジラミ、ムカデ、アリ、ダニ、ハチ、ヘビ等

害虫獣の侵入場所や発生源を調査し、特定します。これにより最も効果的な対策をご提案いたします。

誤った方法で対策を行うと被害を拡大させる恐れがありますので、それぞれの害虫獣に最も適した方法で駆除や防除を行います。また、今後、同様の被害が起こらないように、例えば侵入場所を封鎖するなどの予防対策もご提案・実施いたします。