配管洗浄
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配管洗浄の目的
- レジオネラ属菌対策として位置づけられており、レジオネラ属菌を含む浮遊菌を殺菌すること。
- レジオネラ属菌増殖の原因である生物膜やスケールを除去すること。
配管洗浄について
レジオネラ属菌対策のための配管洗浄については「物理的除去」「科学的除去」「生物的除去」を行います。
マルマでは「科学的除去」に使われる洗浄剤を独自開発し、従来の洗浄剤よりも髙い洗浄効果を発揮しています。
マルマでは「科学的除去」に使われる洗浄剤を独自開発し、従来の洗浄剤よりも髙い洗浄効果を発揮しています。
配管洗浄の効果
効果判定結果
採取場所 | 項目 | 洗浄前 | 洗浄後 |
---|---|---|---|
浴槽A | レジオネラ属菌(CFU/100mL) | 検出 | 検出されない |
一般細菌(CFU/mL) | 検出 | 0 | |
大腸菌群(個/mL) | 0 | 0 | |
浴槽B | レジオネラ属菌(CFU/100mL) | 検出 | 検出されない |
一般細菌(CFU/mL) | 検出 | 0 | |
大腸菌群(個/mL) | 0 | 0 | |
浴槽C | レジオネラ属菌(CFU/100mL) | 検出されない | 検出されない |
一般細菌(CFU/mL) | 検出 | 0 | |
大腸菌群(個/mL) | 0 | 0 | |
浴槽D | レジオネラ属菌(CFU/100mL) | 検出されない | 検出されない |
一般細菌(CFU/mL) | 検出 | 0 | |
大腸菌群(個/mL) | 0 | 0 | |
浴槽E | レジオネラ属菌(CFU/100mL) | 検出されない | 検出されない |
一般細菌(CFU/mL) | 検出 | 0 | |
大腸菌群(個/mL) | 検出 | 0 | |
浴槽F | レジオネラ属菌(CFU/100mL) | 検出されない | 検出されない |
一般細菌(CFU/mL) | 検出 | 0 | |
大腸菌群(個/mL) | 0 | 0 |
施工実績
実績営業形態
- 日帰り温泉
- リゾートホテル
- リゾートスパ
施工事例
一般的な洗浄方法について
物理的除去方法
高圧洗浄法
- 高圧洗浄機または高圧洗浄車からホースで導水し、ホースの先端に取り付けらえたノズルから噴射する高速噴流により除去する。
ワイヤ式清掃法
- スクリュー形、ブラシ形のヘッドが取り付けられたワイヤを管内に回転させながら挿入し、押し引きを繰り返しながら除去する。
ロッド法
- 手作業でロッド(長い棒)を繋ぎ合わせて挿入しながら除去する。
ウォーターラム法
- 空気ポンプで圧搾空気を管内に一気に放出した時の衝撃波により除去する。
科学的除去方法
PC工法
- 過炭酸ソーダを循環させる方法で、スケールと生物膜を除去することが可能。
- 過酸化水素と同様に洗浄力と殺菌作用を有する。
- 毒劇物ではないため、取り扱いが容易で専門業者が不要。
- 過酸化水素洗浄と比べて短時間で安価。
過酸化水素洗浄工法
- 過酸化水素を有機物と反応させて、生物膜を除去する。
- 強い洗浄力と殺菌作用があるが、スケールの分解除去能力は低い。
- 反応中にガスが発生し、突発的に循環ができなくなる場合があるため、注意が必要。
高濃度塩素/二酸化炭素工法
- 高濃度の塩素を循環させ、殺菌する方法。
- 消毒剤で洗浄を行うため、生物膜を物理的に除去することはできない。
科学的除去方法に使用する薬品
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過酸化水素濃度として、1~3%を投入し、2時間程度循環させる。中和は酵素(カタラーゼ)か亜硫酸ナトリウムを使用する。 |
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結合塩素(モノクロラミン)か遊離残留塩素(次亜塩素酸ナトリウムか塩化イソシアヌル酸ナトリウム)を投入し、1~2時間循環させる。中和はチオ硫酸ナトリウムを使用する。 |
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過酸化水素として、0.3~1%程度を投入し、循環させる。使用時はpH10以上のアルカリ性になるため、中和は酸と酵素(カタラーゼ)を使用する。 |
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鉄・マンガン・炭酸カルシウムのスケール除去に使用する。塩化水素濃度として、2~5%を循環させる。中和はアルカリ剤(水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム)を使用する。 |
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鉄・マンガン・炭酸カルシウムのスケール除去に使用する。中和はアルカリ剤(水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム)を使用する。 |